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ナイチンゲールの沈黙(上・下)

   

ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)
ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)

マラガ→パリ→日本へという帰国フライトで読了しました。

内容(「BOOK」データベースより)
東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしま う彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣され た加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わ り、事件は思いもかけない展開を見せていく…。

以前レビューした、『チーム・バチスタの栄光』に続く海堂氏の田口・白鳥シリーズ第2作目です。文庫化されたので買ってスペインに持っていきました。

正直申し上げると、前作に遠く及ばない読み味です。
乗れないうえにキャラクターが出すぎ、またあだ名・異名創りすぎ。
非常に残念です。

あまりに残念だったので色々サイトをチェックしたところ、どうも本シリーズは推理モノという考え方ではなく、「桜宮サーガ(桜宮は本作のベースとなる架空の都市)」という考え方で捉えるのが正しそうです。文庫化されたのをおっかけている関係で、先々への期待から次回作を待てるわけですが・・・リアルタイムに本書を読んでいたら、継続購入を断念していました。

カテゴライズに意味はあまりないと考えていますので、それならそれでいいのですが、いちエンタテイメントとしては本作は正直あまりおススメできません。期待が大きすぎたのかもしれませんが・・・。

とにかく次回作の文庫化を待ちます。

 - 書評のようなもの