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Chance favors the prepared minds.

おみくじの原価は1円!

      2008/03/04

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ちょっと前に読了してました。これいい本だと思う。

内容紹介
ビジネスで成功するためには、商品の原価をつねに気にしていること! 誰もがつい買ってしまう「おみくじ」の知られざる原価構造を筆頭に、「なぜ1杯390円のラーメン屋は儲かっているのか?」「サービス業の原価は?」「原 価ゼロビジネスとは?」など、長続きするビジネスの儲けのからくりをあぶりだします。著者は経営コンサルタントでもある新進気鋭の流通ジャーナリスト・金 子哲雄。

おみくじって、意識していなかったけど・・・・
実際はあんな紙(失礼)が100円って、スゴイ利益率なハズw
その疑問から、著者が考えるビジネスエッセンスを説いていきます。

あとがき含め、189ページと2時間もあれば読了できるサイズでしょう。
ただそこに含まれた原価、というものの視点には、ビジネスを行っている人間として多くのものを気づかされました。

※付箋もこんなカンジw↓
pict-omikuji.JPG

どんな引用をしてもなんだか営業妨害!?のような書籍なので、アレなのですが・・・。
本書を読むと、お客さんが気にしない価格で商品提供しながら、しっかり暴利である、というのは継続するサービスとして非常に優秀なモデルだということがわかります。
起業を考える方にはこの辺の感覚を持ってまずビジネスモデルを検討してみるといいのでは。おススメです!

※以下、付箋ポイント羅列

  1. 競争力を落とさず儲けるには、原価を下げればいい
  2. 原価を気にするクセをつけよ。そうすれば選択する力もみにつく
  3. 現代おみくじビジネスを形作ったのは女子道社
  4. 純粋に紙と印刷代を考えると、おみくじは原価1円
  5. 毎日使われるもの→原価率高くてもある程度よし。毎日売れないもの→原価率低くないとやっていけない
  6. 消費者が根に持たないビジネス=低価格商品を扱うビジネスは長続きする
  7. 女子道社がつくるおみくじは現在約15種類ある
  8. おみくじの原価率は1%、とてつもなく低いが消費者には悟られていない→時代を超えて生き続けるポイント
  9. 390円のラーメン屋が成功し、1部上場できているわけ→集客商品である格安ラーメンと、収益商品であるギョーザのバランシング
  10. 集客商品と収益商品のバランスがとれている→ガッチリ上昇カーブで成長する企業
  11. ハンバーガーチェーンのセットはお店のためにある→原価率が高いバーガーに原価率の低いポテト、ドリンクをあわせて平均原価率の下げを狙っている
  12. フランチャイズシステム考案はカーネル・サンダース、奥さんの助言「チキンを上げる技術を売れ!」から
  13. 牛丼は集客商品であるとともに、収益商品でもあるという優れた商材
  14. スーパー銭湯のカキ氷や5分100円のマッサージ機→実はぼろもうけ、気づかれないように利益の地雷がおかれている
  15. 原価ゼロビジネスを行うには、集客商品が不可欠である
  16. 損益分岐点をしっかり見極める、あいまいで進めがち
  17. 日本では価値がないもの=0円でも、海外では価値があるかもしれない
  18. 儲けのシステムを分析するにはまず見込みから
  19. マンガ喫茶の稼働率が一番高いのは終電後から始発時まで
  20. 原価が家賃ならば、時間と場所を小口で貸すことで回転率を高め、高収益を目指せる(秋葉原のボックスショップなど)
  21. 新しいビジネスを考える際には、それが技術の進歩によって解決できるようなものであると消失の怖れがある(例:バイク便)。
  22. 消費者が必ず使用する消耗品をつくりだす→ランニングプロフィット、が見込める(1度の設備投資で原価が下がり続けるもの、携帯電話のように使い続けるもの
  23. 長続きしている会社が行っていることを参考にする
  24. 水道理論→消費者が無駄、を意識せず使うようになれば儲かり始める(松下イズム)
  25. ランニングプロフィットを生み出す商品とは→消費者が原価を考えず、情緒的に購入してしまう商品
  26. 携帯会社は通話料無料を見越し、インフラを使った代行手数料サービスにシフトしつつある
  27. 代行業のみに特化した金融機関→利益をうみやすい体質
  28. 原価ゼロビジネスのススメ→ローリスクハイリターンが可能

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