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帝王学―「貞観政要」の読み方

   

本日読了しました。

内容(「BOOK」データベースより)
組織の指導者はいかにあるべきか?敵の忠臣を登用せよ、部下の諫言を聞き入れよ、清貧の生活に甘んじよ―これらが『貞観政要』の教える行動鉄則だ。古来、為政者の必読書とされてきた名著を、現代のビジネスリーダーに向けて読み解いたベストセラー。

“日本”を語る上で目を通しておくべき、山本七平氏の論考。
その中で中国の古典に独自の解説を加え、現代日本に向けてリリースしている著作群があります。

本書もそのひとつで、中国唐王朝の太宗=李世民と臣下のやり取りをまとめ、政治の要諦として現代に残る「貞観政要」をテキストに、山本氏の解釈をまじえながら重要なところ(だと山本氏が思う)を抽出・紹介したものです。

貞観の治」という名でも高名な仁政は、いかにして成り立ちえたのか。
そこから真の帝王学=民を治めるとはどういったことなのかを導き、現代の“リーダー”への提案として展開していきます。

内容紹介にもありますが、側近の諫言を聞き入れ、またそれがしやすい環境を創ること。
敵の忠臣を登用することをためらうな。清貧の生活に甘んじよ・・・などなど。
まずは近しい人たちからの、耳が痛い直言を聞けなくなったらイエローカードということですね。

貞観政要はアジアのまさに古典的リーダー学。
そのエッセンスが本書には凝縮されています。おススメ。

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