newzy.jp

Chance favors the prepared minds.

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

   

先日読了しました。

内容紹介
セブン-イレブンのロゴ、最後のnが小文字なのが見えていましたか?小金井カントリークラブの相場から、あなたは何を見ますか?女子高生のルイ・ヴィトンから、あなたは何を見ますか?
発見力を磨くには、まず、自分には見えていないものがある、分かっていないことがあるという意識がとても大事です。同じものを見ていても、同じことを聞いていても、人によって、見えるものがこんなに違うのはなぜだろうと思ったことはありませんか?ああ、どうして、それにわたしも気づかなかったんだろうと悔しく思ったこと、すごいなあとただただ感心してしまったことはありませんか?
見え方の問題という以前に、そもそも、見える量がまったく違うような気がすると……。

この十年、さまざまな情報へのアクセスは飛躍的に容易になり、情報量による不平等はずいぶん少なくなりました。にもかかわらず、同じ情報に触れていても、そこから何を見るか、そもそも、見えるのかどうかは、相変わらず、人によって大きく異なります。ほとんどの人が何も見えないでいるところに、ごく一部の人は、新しいマーケットを見、新しいサービスを着想し、株価の動きを察知し、会社の売上げの動向を予測する。その秘密は何なのか?実は、そこには、それなりの「技」があります。「見える力」すなわち「発見力」とも言うべきスキルがあり、仕組みがあり、方法論があります。
その「ものが見える力」を身につけていくための方法を、あのベストセラー『図解キャッシュフロー経営』等の著者が惜しみなく披露した本書は、きっと読者の世界観を大きく変えることでしょう。

書店でベストセラーとして取り上げられていて、購入しました。
装丁が綺麗な書籍です。

本書は、当たり前に流れている情報の中から、自分にとって必要なものをいかに「発見」するのか。
著者の経験の中から抽出したメソッドをサンプルに、そのやり方を読者にわかりやすく指南してくれるものです。

あくまで読者個々が自分なりの発見力をつけるためのあり方を提示してくれているのですが、著者のメソッドをそのまま流用するだけでも相当使えますね。たとえば、お金に困っている会社が、いまどんな状況なのかを推察するメソッドはわかりやすい。

・手元流動性は月商の何か月分あるか
→1か月分もなかったらもうヤバイ、頭を下げまくってでもなんとかお金を調達すべき
・流動負債が流動資産より多いか少ないか
→会社というものは普通、1年以内に返済しなくてはならない流動負債が返済できなくなってつぶれる
→よって、流動負債が多くてもそれを上回る現預金・売掛金があれば当面なんとかなるという仮説が導ける

などなど。

また第4章の日経新聞の本当の読み方も面白かったです。
経済統計からの仮説作成メソッドは、目からうろこでしたね。
考えてみるとあたりまえなのですが、これこそ「発見する」力があるかないかの差でしょうか・・・。
次回から月曜日だけでも日経新聞買おうかと思ってしまったw

本書は読みやすく、すいすいっといけてしまいますが、その効能はしっかりしたものです。
ぜひチェックを!

 - 書評のようなもの