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Chance favors the prepared minds.

明日の広告

   

先日読了しました。

内容紹介
辣腕現役クリエイティブ・ディレクターが語る現場からの「わかりやすい」コミュニケーション・デザインの話

インターネットの普及、情報洪水、市場の成熟などによって、消費者はガラリと変わってしまいました。マスメディアへの接触が減り、広告をスルーし、しかも信じません。ブログを含め、友人からのクチコミの方がずっと信頼されるこのご時世、どうやって「効く」広告を仕掛ければいいでしょうか。本書は、さまざまな広告賞を受賞している現役クリエイティブ・ディレクターである著者に、消費者に届く「コミュニケーション・デザイン」について、実例を用いて具体的に解説していただいています。広告やマーケティング関係だけでなく、メーカーなどで実際にモノ作りをしている方にも、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

既存の広告はモテなくなったんだ、という認識から、新たなる消費者に向けた効果的なラブレターの書き方を指南する。とにかく語り口が素敵で、吸い込まれるように読み込んでしまいました。

本書では第5章が白眉でしょうか。
もちろんその他の章も、広告というものがどのように変遷し、今どうあらねばならないのかをわかりやすく伝えてくれていて、十分楽しめますよ。
ノウハウもばっちり。僕のような初心者にも優しいですw

しかし第5章、スラムダンク1億冊突破記念キャンペーンを手掛けられた際の顛末は無類の面白さです。
あの新聞広告インターネット廃校で黒板に描かれたその後のスラムダンク・・・。

あの広告は、まさに僕の中高生時代ど真ん中にスラムダンクがあったことを思い出させてくれました。
そういえば何度も読み返して感動していたなぁ、と。

1億冊突破ということは、連載終了後もずっと長く、受け入れられ続けたということですものね。
そのことに対して、スラムダンク作者の井上さんが「ありがとう」を読者に伝えたいと。
それがもっとも伝わるように著者がコミュニケーションデザインを行って、そして大成功を収めた。

・・・世代として、このエピソードが面白くないわけがないですw

題名も素敵。
“あしたのこうこく”ですか。いろんなイメージがわきますね。
“明日”っていい言葉だな。

スラムダンクを読む総ての人w、また新しい広告時代を生きる方。
おすすめです!

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