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Chance favors the prepared minds.

扉は閉ざされたまま

   

本日読了しました。妻の蔵書から抜き読。

内容(「BOOK」データベースより)
久しぶりに開かれる大学の同窓会。成城の高級ペンションに七人の旧友が集まった。(あそこなら完璧な密室をつくることができる―)当日、伏見亮輔は客室で 事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。何かの事故か?部屋の外で安否を気遣う友人たち。自殺説さえ浮上し、犯行は計 画通り成功したかにみえた。しかし、参加者のひとり碓氷優佳だけは疑問を抱く。緻密な偽装工作の齟齬をひとつひとつ解いていく優佳。開かない扉を前に、ふ たりの息詰まる頭脳戦が始まった…

「刑事コロンボ」スタイルの倒叙ミステリ。

日本においてはどちらかというと、犯人がわからないカタチですすむ推理小説が多いように思います。
こちらはそれとは真逆ですね。そういう意味でもひさしぶりの味わいでした。
ちなみにこういうスタイルの小説は、犯人と探偵の心理戦によって読ませなくてはならないのですが、その点は何の問題もなくグイグイ読ませてくれます。

そしてもうひとつ、動機がキモなんですよ。そこで驚きがあり、読者の腑に落ちると。
できればさらにプラスして、少しの秘密が残り香として漂ってくれればベスト

そいういった意味で、きちんと犯行の動機を提供してくれてはいるのですが・・・。
僕自身は、共感したり驚いたり、ということには正直なりませんでした。
ただこの辺は人によって大きく差がでそうです。あくまで僕にとって、という意味です。
秘密についてはなかなか興味深くていいなぁと思うんですがw

なので「なんか腑に落ちてはいないんだけど、次が気になる」というカンジになっております。

読了まで3時間弱というところ。ゆっくり読んだという感覚ですね。贅沢な休日でしたw
本書の続編は先月出たみたいなので、読んでみようかしら。。
あ、妻とバッティングしないようにしないとw

 - 書評のようなもの