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神無き月十番目の夜

   

神無き月十番目の夜 (小学館文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
慶長七年(一六〇二)陰暦十月、常陸国北限、小生瀬の地に派遣された大藤嘉衛門は、野戦場の臭気が辺りに漂う中、百軒余りの家々から三百名以上の住民が消えるという奇怪な光景を目の当たりにする。いったいこの地で何が起きたのか?嘉衛門はやがて、地元の者が「カノハタ」と呼ぶ土地に通ずる急峻な山道で、烏や野犬に食い荒らされるおびただしい死体を発見した。恭順か、抵抗か―体制支配のうねりに呑み込まれた土豪の村の悪夢。長く歴史の表舞台から消されていた事件を掘り起こし、その「真実」をミステリアスかつ重厚に描いて大絶賛された戦慄の物語。

これは本当に凄い本。

日本において確かにあった、一つの恐ろしい悲劇。
圧巻の筆力に、ただただ呑み込まれる様に読み進んだ。

読了後、痛切なる哀しさが胸に去来する。。

今年はあまり本を読めていないけど、今年最高の物語。
時代小説好きにはマスト。そうでない方でも絶対損はなし。

 - 書評のようなもの